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これまでのApacheの設定だけではデータはインターネット上にそのまま平分として流れていきます。ログイン画面等でパスワード等を入力する際この平分のままではインターネット上に悪意のあるユーザーがいた場合、そのパスワード等を盗み見て悪用してしまう可能性があります。 そこで、暗号化通信を行うSSL(Sekure Sockets Layer)ソフト『mod_ssl』をインストールします。 |
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| ◆ | mod_ssl のインストール |
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デスクトップ上で右クリックをしてメニューを表示させ“端末を開く(E)”をクリックします。この操作には root 権限が必要になりますので user でログインしている場合は su コマンドで root になって下さい。 下図のように yum install mod_ssl と入力して Enter キーを押します。
ダウンロードが開始されます。
ダウンロードが終了しインストールして良いか聞かれますので “ y ” を入力して “ Enter ” キーを押します。
インストールが開始されます。
“ complete! ” と表示されればインストールの完了です。 |
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| ◆ | セキュリティレベルの設定 |
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デスクトップ上部にあるメニューバーより“デスクトップ”⇒“システム設定”⇒“セキュリティレベル”を選択して“セキュリティレベルの設定”を起動します。 “セキュリティレベルの設定”が起動したら下図のように『Secure WWW (HTTPS)』の前のチェックボックスにチェックを入れ『OK(O)』をクリックします。
下図のように警告画面が表示されますが『はい(Y)』をクリックします。
これでセキュリティレベルの設定は終了です。 |
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| ◆ | 認証キーの作成 |
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SSL通信の正当性を認証してくれる公の正規認証局から発行される証明書をWebサーバに置いておくことが必要になります。 しかし、正規認証局にサーバを認証してもらうには認証局と契約をしなければなりません。また費用もかなり掛かります。そこで自分で認証し証明書を発行ます。ただし、自己認証ですので何らの補償はありません。 サーバー用認証キーを作成します。最初に認証キー用ディレクトリがFedoraでは無いので作成します。 デスクトップ上で右クリックをしてメニューを表示させ“端末を開く(E)”をクリックします。この操作には root 権限が必要になりますので user でログインしている場合は su コマンドで root になって下さい。 下図のように mkdir /etc/httpd/conf/ssl.key/ と入力して Enter キーを押します。
これで認証キー用ディレクトリが作成されました。 続いて今作ったディレクトリに移動します。下図のように cd /etc/httpd/conf/ssl.key/ と入力して Enter キーを押します。
次にサーバー用認証キーを作成します。下図のように openssl genrsa -des3 1024 > server.key と入力して Enter キーを押します。
認証キー用のパスワードの入力を求められますのでパスワードを入力します。(実際にはパスワードは表示されません)
再度、認証キー用のパスワードの入力を求められますのでパスワードを入力します。(実際にはパスワードは表示されません)
このままではWebサーバー起動時にパスワードを求められるのでWebサーバー起動時にパスワードを要求されないようにするためサーバー用認証キーからパスワードを削除します。 下図のように openssl rsa -in server.key -out server.key と入力して Enter キーを押します。
認証キー用のパスワードの入力を求められますのでパスワードを入力します。(実際にはパスワードは表示されません)
これでWebサーバー起動時にパスワードを要求されないようになりました。
自己認証書の作成です。下図のように openssl req -new -key server.key -out server.csr と入力して Enter キーを押します。
まず国名の入力です。
jp(日本)を入力。
都道府県の入力です。
tokyo(東京都)を入力。
市区町村の入力です。
chiyoda(千代田区)を入力。
サーバ名の入力です。
Webサーバーのサーバー名を入力。
部署の入力です。
個人運営のサーバーなので何も入力しないで Enter を押します。 続いてホスト名の入力です。
ホスト名(ドメイン名)を入力。
サーバー管理者のメールアドレスの入力です。
サーバー管理者のメールアドレスの入力。
パスワードの入力です。
パスワードを使用しないので何も入力しないで Enter を押します。 続いて会社名の入力です。
個人運営のサーバーなので何も入力しないで Enter を押します。
続いてサーバー用証明書の作成です。 下図のように openssl x509 -in server.csr -out server.crt -reg -signkey server.key と入力して Enter キーを押します。 下図では2行になっていますが1行で入力して下さい。
下図のようなメッセージが表示されればOKです。
続いてrootのみ参照できるようにパーミッションを変更します。 下図のように chmod 400 /etc/httpd/conf/ssl.key/server と入力して Enter キーを押します。
以上で終了です。 |
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| ◆ | SSL の設定 |
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mod_ssl の設定は root 権限がないとできませんのであらかじめ root でログインしておいて下さい。 デスクトップ上部にあるメニューバーより“アプリケーション”⇒“アクセサリー”⇒“GNOMEテキスト・エディタ”を選択して“gedit”を起動します。 “gedit”が起動したら、面メニューバーより“ファイル(E)”⇒“開く(O)”を選択して /etc/httpd/conf.d/ にある ssl.conf を開きます。 下図のような画面が表示されます。
これが mod_ssl の設定ファイルです。 下記に mod_ssl の設定ファイルの全文を掲載します。緑色の部分を青色に変更(書き換え・削除)して下さい。赤文字は説明です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− # −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以上の書き換え(変更)をしたら保存します。 |
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| ◆ | apacheの再起動 |
デスクトップ上部にあるメニューバーより“デスクトップ”⇒“システム設定”⇒“サーバ設定”⇒“サービス”を選択しします。 “httpd” を選択して “再起動” ボタンをクリックします。
下図のように警告画面が表示されますが『はい(Y)』をクリックします。
これで apache は再起動されました。 |
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| ◆ | 閲覧者への周知 |
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これでホームページの暗号化通信ができるようになりましたが正規の認証局から認証され
た訳ではないのでSSL通信をする場合はホームページ閲覧者に対してその旨を説明し下記のような作業をしていただくようにお願いしなければなりません。 以下はホームページ閲覧者に実際に行ってもらう作業です。 下図のようにホームページを表示させます。(下図では Fedora のテストページを表示させています)
そして、http の後に s を追加して https://localhost と入力して SSL を使った暗号化通信で自分のホームページを表示させます。 下図のような警告が表示されます。この警告は、Webサーバーが正規の認証局によって認証されていないことをユーザーに示すものです。 『証明書の表示(V)』をクリックします。
下図のようなダイアログが表示されます。『証明書のインストール』をクリックします。
下図のような“証明書のインポートウィザード”が表示されます。『次へ(N)』をクリックします。
『次へ(N)』をクリックします。
『完了』をクリックします。
続いて、下図のような“セキュリティ警告”が表示されます。『はい(Y)』をクリックします。
『OK』をクリックします。
『OK』をクリックします。
『はい(Y)』をクリックします。
SSL を使った暗号化通信でホームページを表示させました。画面右下に鍵マークが付いています。この鍵マークが暗号通信で表示されている証拠です。
この設定以後はセキュリティメッセージは出なくなります。 ホームページ閲覧者に対してよく説明して上記の設定をしてもらって下さい。 |
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